棚の奥からこの本を発見して、思わず読みふけってしまいました。

根本敬さんの『因果鉄道の旅』。
数年ぶりに読んだけど、改めて僕の心のベスト10に入るくらいオモシロイ本だなーっと。
この本が世間に与えた影響というのは、実はものすごい大きくて、
例えば、自分の母親より年上の近所の定食屋の婆ァ(障害持ち)をSEXと暴力で服従させ、
その一家をより不幸のどん底に落とし入れた悪魔のような男・内田が、
おだてられて得意になっているときの顔を「温泉につかった猿のような顔」と喩えているんだけど、
そこに載ってる↓挿絵がA BATHING APEのロゴの元ネタ。

そして、クレイジーケンバンド、スチャダラパー、コーネリアス、ライムスターをはじめ、
多くの人を勇気づけた名言、「でもやるんだよ」もこの本から広まった言葉。
これは「しおさいの里」という、捨て犬を拾ってきて500匹以上の犬を飼っている施設で
ボランティアで働いてる小汚いオヤジが、朝から飯も喰わずに犬の世話をして、
エサの入っていたタライをわざわざ洗剤を付けて洗いながら言う台詞。
「いいか、俺はね、毎日1日に2回エサやるけど、
エサが終わると全部いちいちこうやって洗ってるんだよ、ぴかぴかに。
でもわざわざこんなの洗剤使ってゴシゴシ擦る必要ないんだよ。
水でちゃちゃちゃっとやりゃあ、それでいいんだよ。
な、こんな事無駄な事だと思うだろう。
そうだよ、無駄な事なんだよ
でもやるんだよ!」

このblogも同じ。
一体誰が、何人くらい見てるのか分からず、書き続けてるなんて無駄な事だと思うでしょ?
でもやるんだよ!!!
少し話はそれるけど、急に思い出したので。
「でもやるんだよ」に関しては、町山さんのblogのこのエントリに涙しました。
幸いにも(?)、僕はまだ因果鉄道に乗ってませんが、機会があったらいつか乗ってみたいなー。
根本さんの他の本読みたくなったから、取り敢えず、今年出た3部作買ってこよーっと。
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