サッカーに全く興味のない僕は、
6/30の朝、日本が負けったってこととほぼ同じタイミングでラメルジーの訃報を知った。
僕がラメさんを知ったのいつだろう?
YOUさん★のHOO!EI!HO!'98のビデオを見たとき、
これはラメルジーっていう人のパフォーマンスのサンプリングなんだな。と思ったのを覚えてるし、
隠れた名盤『ILL-CENTRIK FUNK』のジャケがラメさんだってのを知って、
ラメルジーっていう人はこういう事もするのか。と思ったのも覚えてるのですが、
そもそものきっかけが何だったのかは全く覚えてない。
ただ、その強烈なヴィジュアルイメージが強く心に残り、
「これがHIPHOPなのかどうかは分からないけど、この人はなんか凄い。」みたいな感じでボンヤリと捉えてました。
だって↓だよ。
で、訃報を聞いて、宇川さんはスペシャでラメさん出演のジングル撮ってたし、
京都書院からラメさんのアート本を監修している都築響一さんと
relaxでラメさんを取材してた荏開津広さんはDOMMUNEのレギュラーなので、
「荏開津さんや都築さんとラメルジー特集やってください!!!」って宇川さん宛にツイートしてみた。
で、次の日の朝、都築さんがブログでラメさんに対する追悼文を書いてて、
最後に「7月1日、ドミューンでラメルジー追悼番組をオンエア!」と書いてあってビックリ!!!
こりゃ行くしかないなと思って、定時と同時にタイムカード押してDOMMUNEまで行ってきました!!!
ほぼ毎日DOMMUNE見てるけど、行くのは初!!!
入ってみると想像以上の狭さで、こんな狭いスペースから世界中の何万人もの人へ向けて発信してるなんて、、。
都築さんが見た当時のNYとラメさん、
ILL-CENTRIK FUNK CREWとラメさんのツアー珍道中、
Letter Racerの貴重なビデオ、
SKA FLAMES大川さんとラメさんの「暴れん坊将軍」、
荏開津さんのグラフィティー〜コンテンポラリーアート史に絡めたラメさん論、
そして宇川さんの語るお寿司とラメさん、、。
濃すぎる内容で情報量が多すぎてまとめることができないので、
詳しくはコチラを見ると少し把握できると思います。
現場では貴重な資料を詳しく見ることができなかったので、再放送してほしいなぁ。
追悼会でも何度か話にあがってたけど、
バスキアとかヘリングとかフューチュラとかの同時期のアーティストに比べて、
いまいちパッとしなかったラメさん。
ゴッホみたいに亡くなってから評価される芸術家が多いのは事実なので、
もしかしたら、ラメさんもこれから評価されていくかもしれませんが、それじゃ遅いよ。
ラメさんは生きていること自体がアートだったのではないかと思います。
Rammellzee Vs. K-Rob - Beat Bop
Ramellzee, Toxic C1, and Basquiat @ the Rhythm Lounge 1983
映画『Wild Style』でのラメさんのライヴ。
G.I.P...
2010/07/02
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