国宝 土偶展

先日、国立博物館に土偶を見に行ってきた。
国宝 土偶展。

教科書や資料集のはじめの方のページに載ってた、あの土偶たちが一同に会する、
まぁフェスみたいなもんだよね。
土偶フェス。
で、館内に入ったら、凄い混んでて、もう言わばモッシュ状態ですよ。
若い人はほとんどいなかったけど。
何しろ、土偶って大きくても50cmくらいだから、一度に大勢で見れないんだよね。
だから、余計モッシュ状態に、、、。

一応土偶の基本情報を。
土偶が作られていたのは、今から約10000年前〜約2400年前の間。
(途中で作られなかった時期があったらしいんだけど。)
日本で約18000体の土偶が出土してるらしいんだけど、そのほとんどが北日本からの出土らしい。
以上基本情報終わり!!
あとは各自wikiでも見てください。

僕の目当てはやっぱり遮光器!!!

いいねー、遮光器。
他の土偶達は小学生でも作れそうなデザインばっかりだけど、これは別格。
まぁ、他のに比べたらかなり新しい土偶で、
古いのから見れば何千年も後に出来た土偶なので当たり前かもしれないけど。
で、びっくりしたのが、遮光器って一番有名な土偶でしょ?
たぶん土偶って聞いて一番初めに思い浮かべるのが遮光器だとおもうんだけど、
これ国宝じゃないのね。
重要文化財。
意外でした。

今回展示されてた国宝は下の3土偶。
縄文のビーナス。


合掌土偶。


中空土偶。


あと、ハート型(重文)も良かったなー。

コレ以外にも頭の形がハート型っていうのがいくつかあった。

あと、イノシシが可愛い。


残念だったのが、グッズ売り場の商品がイマイチだった点。
土偶って、すでにキャラとして成立してるんだから、もっとおもしろい商品がたくさんあっても良かったのになー。

で、最後に思ったのは、土偶って、どれも人をディフォルメしすぎなんだよね。
どれも、人間離れしたデザインばっかりで、もっと上手く人に似せることできるでしょ？って。
イノシシなんかはディフォルメはしてあるけど、特徴をつかんでてすぐにイノシシって分かるのに、
これが出来るならもっと本物の人っぽい土偶があってもいいんじゃないかなーと思いました。
一部でささやかれてる宇宙人説もなんとなく分かる気がした。

2/21までやってるらしいので、興味のある方はゼヒ〜。

時は流れて2010年。
古代少女ドグちゃんが映画化だって。