2011/03/31

来宮神社

原発の問題に関して、誰のどの情報を信用するべきなのか全く分からない。
もちろんイイ話だけを信じたいけど、色んな会見を見てると、そんなのんびりした考えじゃダメっぽい気はする。

昨日、浜松の実家から横浜まで青春18切符で帰ってきたので、
熱海で途中下車して来宮神社に行ってきた。
僕に今すぐ出来ることは募金と節電と祈る事ぐらいだ。



ここはお社よりも裏にある樹齢2000年の大楠(天然記念物)が有名で、今人気のパワースポットらしい。
ブーム以降、どこもかしこもパワースポットになってしまって辟易していたんだけど、
この大楠の説得力は他と違う。
自然のたくましさに圧倒されて言葉が出なかった。









現地にいたオジサンがこの楠は本州で一番樹齢が長い木だと教えてくれた。
日本がアメリカと戦争していた時も、黒船が来た時も、江戸が世界一の都市だった時も、
信長が焼き殺された時も、北条政子が御家人たちをまとめた時も、藤原氏が繁栄していたときも、
奈良の大仏が作られた時も、中大兄皇子が蘇我入鹿の首を斬ったときも、
卑弥呼が金印をもらったときも、この楠は存在していたんだよね。
10年後も、50年後も、100年後も、1000年後も、日本人がこの大楠を眺めていることができますように…。

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