2010/10/11

東大寺大仏 天平の至宝

東京国立博物館に『東大寺大仏 天平の至宝』展を見に行ってきた。

なんか上野に仏像見にばっかり行ってる気がするなぁ。
大仏が博物館に来たの?!と思いがちなタイトルですが、大仏はありません。
東大寺周辺で発掘された瓦や宝飾品、東大寺に安置されている仏像や光背、燈籠など、
大仏以外の東大寺のアレコレが展示されていて、天平文化を肌で感じることが出来ましたよ。

個人的な一番の見所は最後の重源と公慶をフィーチャーした部屋。
重源と公慶は大仏と大仏殿が火災で大被害を受けたのを復興させた僧。
この部屋だけ鎌倉時代あたりの仏像が展示されていました。
特に目を瞠ったのは快慶作の地蔵菩薩立像(↓)と阿弥陀如来立像。


さすが快慶。美しい。

そして、なんと言ってもアフロ仏こと五却思惟阿弥陀如来坐像。


半端ねぇ!!!
なんでこんな髪型かというと、五却という長い時間修行を続けられ、
髪を切る暇がなかったみたいです。
果たして五却とはどれくらいの時間なのか?
Wikiによると1劫=43億2000万年とのこと。
ってことは、五劫は216億年!!!!!!
そりゃ髪も伸びるわ。
(まぁ、実際は五劫って言葉は「とてつもなく長い時間」って意味の例えだと思います。)

海洋堂月光菩薩立像と誕生釈迦仏のフィギュアもゲット!!!


アフロ仏もフィギュアにして〜。

館内に貼ってあったポスターによると、来年夏に密教仏展をやるみたい。
これは楽しみダッ!!!


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